ピンクリボン運動とは、
乳がんの早期発見・早期診断・適切な治療の大切さを伝える世界規模のキャンペーンです。
乳がんで亡くなった患者の家族が「このような悲劇が繰り返されないように」
との願いを込めてピンクのリボンを作ったことが始まりとされています。
2023年は石川県立中央病院で行われた際に協賛させていただきました。
今年も石川県済生会金沢病院の病院エントランスで行われる
「メッセージ・マジック2024」に協賛させて頂き、お手伝いをさせていただきました。
FOR ACからはオーナー山本公生による、ビューティーセミナー と
がん患者様自身が、ファッションショーで歩く姿を通して
仲間や家族に元気と勇気を送るステージで、ウィッグの制作とヘアメイクをさせていただきました。
当日の様子はまた後日、紹介させていただきたいと思います。。
今日はピンクリボンプロジェクトの準備の様子をご紹介したいと思います。
私たちも日ごろから、少しでも前を向いて治療に専念してもらえたら、、、
外見が変わる事への不安や心配事を少しでも取り除くことができたらという想いを
持っていますので、ピンクリボンプロジェクトのイベントには気合いが入ります。
モデルさんと入念に打ち合わせをし、衣装を見せていただき、トータルバランスも踏まえた上で
ウィッグやメイクでつくりたい雰囲気、カラー、イメージをお聞きします。
今年のモデルさんはピンクリボンプロジェクトのピンクをテーマに決められたようです!
イメージはピンクのインナーカラーのウィッグとおっしゃってましたが、
ステージ映え、ランウェイを歩くということを考慮し、
インナーはインナーでもアンブレラカラーというやり方をご提案させていただきました。
アンブレラカラーとは傘をさすように色を被せることからこの名前が付けられており、
アウターカラーとも呼ばれます。逆インナーカラーのような大胆なデザインになります。
モデルさんにもすごく気に入っていただけました。
そして派手カラーを施したにもかかわらず、とても馴染んでいてウィッグだと分からなかったと
嬉しいお言葉も頂戴いたしました。
もうひとつは、ウィッグのヘアセットが希望とのことでした。
長さが足りなくて苦戦しましたが、自信をもって笑顔いっぱいでランウェイを歩く
モデルさんを想像しながら、試行錯誤しました。
ウィッグのヘアアレンジは、ウィッグの長さとステージ映え、
それに加えて大事なポイントになってくるのが、サイドの地毛との境目を
どう馴染ませるか(ウィッグの境目が見えてしまうと被っているというのが見えてしまう)
という点を考慮した上で制作いたしました。
ちなみにいつも内灘店の人毛ウィッグサンプルとしてかざられているこの子も
イベント展示の為、ゆる巻きを施して参加しました。
さて、こちらの自信作を引っ提げてステージへ☆彡