どうも、店長の大田垣です。
FOR ACの最大の特徴と強み、独自性ともいえる、「地毛に対するサービス」。
従来のウィッグ店では、ウィッグの提供こそすれど、地毛への対処は行われていないかと思います。
ガチガチの美容師が在籍しており、デザインに対する造詣が深く、提案できる幅も広いのです。
だからこそ、ウィッグが要らなくなるまでの地毛を、どんな長さでも素敵に、伸ばしきるまでのロードマップを共有することが出来ます。
勿論、「さすがにベリーショートで過ごす勇気はない…」という方も多いので、そういう方にはそれに合った提案となります。
しかし、ウィッグは暑い!!
もうベリーショートでもいいから脱ぎたい!!という気持ちがある方には、その気持ちを汲みます。
お写真の方は、割と前向きに「もうこの際、ベリーショートも楽しんじゃえ!」というスタンスでした。
そこで美容師としての提案。
世間一般ではあまり聞き馴染みのないデザインワードに「バズカット」というものがあります。
Googleなどで調べてみると、何となくわかると思います。
美容師のコンテストとか、クリエイションで一時期、結構目にしたテイストのデザインです。
共通して言えるのが、「色が結構振り切っている」
そう、バズカットは派手なのです。笑
そして、それが似合うのがバズカットの特徴でもある。
中途半端なブラウンでも、黒でもなく、金髪系や、しっかり発色のある赤や青などの方が、映えます。(あと白髪も目立たなくなる)
でも、こんなに短かったらすぐに根本が伸びて、頻繁に染めないといけないのでは?という質問もありましたが、
「メンズライクなショートデザインは、むしろ根元が少し伸びてくれた時の方が、毛先との陰影がついて立体感(動き)が出るから良い感じになりますよ」
という見方も出来てしまいます。
伸ばす過程でベリーベリーショートの頃には、赤やシルバーなどを楽しんでおられました。
徐々に伸びていくにつれて、こんな感じに少しずつ色はナチュラルに戻していくこともできます。
バズカットのまま伸ばしてしまうと、横と後ろがこんもりしてくるので、モンチッチ感が出てきます。
なのでカットだけは月一で。頭頂部からの髪が周りに追いつくまでは、横と後ろは短めに整えた方がバランスが良いですね。
この方はツーブロックとソフト刈り上げを駆使し、頭頂部の追い付き具合などを考慮しながら、それらの刈り幅をコントロールしてデザインしています。
こんな感じで、順調に伸びてくれる方へは明確なロードマップや、具体的なイメージを持ちながら、キレイに伸ばしていく事が可能です。
ただ、なかなか順調に伸びない方もいるので、それに関してはまた後々のブログでご紹介します。
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