ウィッグの自然で快適なつけ方

コラム

ウィッグという選択肢

がん治療の過程で脱毛が起きると、外見の変化が気になって外出や人に会うことが負担になる日もありますよね。ウィッグは、そうした時期を少しでも自分らしく過ごすための選択肢のひとつです。

かぶり方とフィット調整

着用前は、頭皮を清潔にしておき、必要に応じて保湿をします。
ウィッグ用のキャップを使うと、フィットしやすくなりズレの不安も軽くなります。
かぶる時は、後ろから前へゆっくりかぶせます。次に耳の位置を整えて、自然なラインに合わせましょう。
その後、ウィッグ内部のストラップを調整して固定します。フィット感を確認しつつ、締め付けすぎないように注意してくださいね。

自然に見せるコツ

前髪は少しカットすると、顔に合わせやすくなります。
スタイリングは、軽くコテやブラシで形を整えると自然さが増します(耐熱性ウィッグの場合)。
また、ウィッグの色やスタイルに合わせてメイクを調整すると、全体のバランスが取りやすくなります。

お手入れと保管

ウィッグ専用のシャンプーを使い、1〜2週間に1回洗浄します。
保管は、専用のスタンドに置くことで形崩れを防ぎやすくなります。
「ちゃんとできているかな」と不安になる日もありますよね。完璧を目指すより、続けやすい形で整えていきましょう。

迷ったときは

付け方はわかっても、「これで自然に見えている?」「自分に似合う形になっている?」は、ひとりでは判断しにくいことがあります。そんなときは、見た目のプロに頼ってくださいね。
FOR ACでは、美容のプロが一人ひとりに似合うウィッグの提案から、試着、調整まで丁寧に対応します。安心して相談できる場所を見つけることも大切です。


FOR ACとは

がん治療の過程で変わっていく外見に、そっと寄り添うために生まれた「見た目外来」です。

髪や肌、爪など外見の変化に不安を感じたときに、アピアランスケアを学んだプロフェッショナルが、あなたに合う方法を一緒に整理し、安心して暮らすためのサポートを行います。

たとえそれが、まだ「悩み」と呼べるほどではなくても。

がん患者の方が自分らしさを取り戻すための選択肢として、いつでも気軽に思い出してほしい場所です。