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【お客様のエピソード】被せて切るの!?

【お客様のエピソード】被せて切るの!?

どうも、店長の大田垣です。

 

1つ、お客様との会話でとても印象に残っている事があったので紹介します。

そのお客様はもともと脱毛症で、

「私は20年くらいウィッグを使っている。」

「広島にあるウィッグのお店は多分全て網羅した。」

「このお店が新しくできていたから来てみた。」

「インターネットで買ったこのウィッグを切ってほしい」

 

とのこと。

 

分かりましたーっておもむろにウィッグをお客様に被せて、カットクロスを着ける。

カウンセリングである程度イメージ共有が出来たので、「はい、じゃあ切りますねー」と伝えると…

 

「えッ!被ったまま切るんですか…!?」と驚かれました。

 

えっ、被って切らないの?と返すと、「はい、初めてです!」と。

 

そう、基本的にはウィッグは預けて切るものだそうだ。

でも、ぼくら美容師からしたら「いや、被せて切らないと、どこをどこまで切るべきか分からなくない??」って思います。

 

首の長さ、頭の大きさ、それらの条件が変わるだけで、デザインは大きく左右されます。

 

被った状態で初めて、どこに違和感があるのか、それは長さなのか、ボリュームなのかが見極められる。

 

20年も、色んなお店に行って、全て預かられて切る…というのは、結構衝撃でした。

 

この辺も、現役美容師だからこそ提供できる価値なのかもしれませんね。

 

絶対に被った状態で切った方が良いですよ!!

 

 

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