がん治療中の肌トラブルに困ったら

コラム

肌と頭皮が敏感になりやすい

がん治療の影響で、肌や頭皮がいつもより敏感になりやすく、痛み、かゆみ、乾燥、赤みなどが出ることがあります。
急に変化が出ると不安になりますよね。
まずは家でできるケアを整えていくことが安心につながります。

ホームケアの基本は3つ

治療中の肌と頭皮は、強い洗浄や熱いお湯で乾燥や炎症が悪化しやすい状態です。
ホームケアの基本は次の3つを意識しましょう。

・状態を観察する
こすらず、変化に早めに気づくためのセルフチェックを習慣にします。

・やさしく洗う
低刺激、無香料の洗顔料やシャンプーを選び、ぬるま湯で指の腹を使って洗います。すすぎ残しも避けたいポイントです。

・毎日保湿
乾燥はトラブルの引き金になりやすいので、洗顔や洗髪の後すぐ保湿を始めます。

自宅でできるスキンケア

洗顔は、肌をこすらないことが最優先です。洗浄は低刺激、無香料のものを選び、ぬるま湯でやさしく洗い流します。

保湿は、低刺激の保湿クリームやセラミド配合の化粧水、ヒアルロン酸入りのジェルなどを使い、肌をこすらずに馴染ませます。

紫外線対策も大切です。日焼け止めは、刺激になりにくいミネラルタイプを選びやすいです。

頭皮と髪のケア

シャンプーも洗顔と同じで、こすらず、ぬるま湯でやさしくが基本です。洗浄成分が残らないよう、すすぎまで丁寧に行います。
乾燥を感じるときは、頭皮用のローションやオイルなど低刺激の保湿を使い、合うかどうかはパッチテストをしてから取り入れると安心です。
かゆみや赤みが強いときは、無理にかかず、冷やすなどで刺激を減らしましょう。

ケアをする中で悩みがあれば、見た目外来のFOR ACのように、外見の変化に寄り添うアピアランスケアの視点で相談することも選択肢になります。


FOR ACとは

がん治療の過程で変わっていく外見に、そっと寄り添うために生まれた「見た目外来」です。

髪や肌、爪など外見の変化に不安を感じたときに、アピアランスケアを学んだプロフェッショナルが、あなたに合う方法を一緒に整理し、安心して暮らすためのサポートを行います。

たとえそれが、まだ「悩み」と呼べるほどではなくても。

がん患者の方が自分らしさを取り戻すための選択肢として、いつでも気軽に思い出してほしい場所です。